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【備忘録】ConoHa VPSのサーバー構築 Part.1(初期設定編)
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Linux
2023年06月01日05:08
CentOS Stream 8のサポート終了が2024年5月末
サポート終了前に新しいVPSを用意しておく。

一世風靡したCentOSもオワコン感が出てきてしまったので、今回は自鯖でも利用してるRockyLinux。

契約したプランは1GBプラン, CPU 2Core, SSD 100GB
確か512MBプランだと後々プランを変更出来なかったと思うので1GBプランで環境構築する

記事を書いてる現在、RockyLinux9.2がリリースされているが、ConoHaのイメージには9.2がないので9.1を選択



サーバーを追加して数分で新しいVPSが用意されたのでSSHで接続してサーバーの環境構築開始!!

SELinuxを有効にして、LAMP環境を整えるまで行います。
(SELinuxが嫌いな人は、その設定を無視してね)

これは備忘録ですが少しでも参考になれば幸いです



気分的に最初にやること

パッケージやカーネル(とOS)を最新にする
# yum update

~~~~
パッケージやカーネルも更新される
~~~~

再起動する
# shutdown -r now


再起動されたらOSのバージョンを確認
※9.1から9.2にアップグレードされた
# cat /etc/redhat-release
Rocky Linux release 9.2 (Blue Onyx)


コンソールのIP表示が嫌なので変更
[root@IPアドレス ~]# vi /etc/hostname
gac

systemd-hostnamedを再起動させて反映
# systemctl restart systemd-hostnamed

ターミナルを終了させて
# exit

再度接続するとhostnameが変わってる
[root@gac ~]#



ユーザーを作成する

miyakinというユーザーを作る
# useradd miyakin
# passwd miyakin
(パスワードを入力)

ターミナルを立ち上げて接続出来るか確認
[miyakin@gac ~]$



SSHの設定 rootでSSHログインさせない

# vi /etc/ssh/sshd_config.d/01-permitrootlogin.conf
PermitRootLogin no

sshdの再起動
# systemctl restart sshd

ターミナルを立ち上げてrootで接続出来ないか確認
追加したユーザーで接続出来るか確認



SELinuxを有効化

※SELinuxを有効化するとLinuxが嫌いになる事もあるので注意してね
SELinuxのステータスを確認
disabledは無効状態
# sestatus
SELinux status:                 disabled

有効化する
# vi /etc/selinux/config
SELINUX=enforcing

※設定の反映にはOSを再起動する必要があるので今は保留



SSHの設定 ポート番号を変える

22番ポートは攻撃を受けやすいので別ポートに変更
仮に1234番に変更 ※ポート番号にはルールがあるので知らなかったら調べてね
# vi /etc/ssh/sshd_config
Port 1234

firewallで1234ポートのアクセスを許可
# firewall-cmd --add-port=1234/tcp --zone=public --permanent
ssh(22番)のアクセスを許可を削除
# firewall-cmd --remove-service=ssh --zone=public --permanent
firewallで設定反映
# firewall-cmd --reload
firewallの設定確認
# firewall-cmd --list-all --zone=public
「ports: 1234/tcp」がある事を確認
「services:」から「ssh」がない事を確認

SELinuxで許可するポートを追加
# semanage port --add --type ssh_port_t --proto tcp 1234
確認
# semanage port --list | grep ssh
ssh_port_t                     tcp      1234, 22

ターミナルを立ち上げてから22ポートで入れないか確認
ターミナルを立ち上げてから1234ポートで入れるか確認



OSを再起動させてSELinuxを有効化

再起動
# shutdown -r now

ターミナルを立ち上げて接続出来るか確認
※接続出来なければConoHaの管理画面のコンソールから操作して設定を見直すか、SELinuxを無効にして再起動

確認
# sestatus
SELinux status:                 enabled
SELinuxfs mount:                /sys/fs/selinux
SELinux root directory:         /etc/selinux
Loaded policy name:             targeted
Current mode:                   enforcing
Mode from config file:          enforcing
Policy MLS status:              enabled
Policy deny_unknown status:     allowed
Memory protection checking:     actual (secure)
Max kernel policy version:      33


これで初期設定は完了!

次は
【備忘録】ConoHa VPSのサーバー構築 Part.2(LAMP編)

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